【時間帯で変化する頭痛、朝や週末に起こる謎の痛みの正体】
朝起きた瞬間から頭がズキズキする。あるいは、平日は特に問題ないのに、週末や休日になると決まって頭痛が出てしまう。
このように、時間帯によって頭痛が出たり消えたりするタイプの頭痛は意外と多く、多くの人が「寝すぎたせい?」「疲れが取れていないのかな?」と自己判断しがちです。
しかし、時間帯で変化する頭痛には、実はもっと深い理由があります。
● 朝の頭痛・週末の頭痛は「体内の負担サイン」
このタイプの頭痛に多い原因が、体に蓄積した有害な化学物質(毒素)です。
私たちは、気づかないうちにさまざまな化学物質に触れています。
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食品添加物
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農薬
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合成洗剤
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香料・柔軟剤
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アルコール
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大気汚染物質
これらは体に入ったあと、肝臓や腸、副腎、甲状腺といった臓器が解毒し、排出してくれています。本来であれば、体の働きによって不要なものは自然と外へ排出されるのですが、現代人は摂取量が多く、処理が追いつきにくいのが現実です。
特に寝ている間は代謝が落ちるため、毒素が体に滞留しやすく、朝に頭痛として出る人が多くなります。また週末は平日より睡眠時間が増え、同じように代謝が落ちるため、頭痛が起こりやすくなるのです。
● 体の排毒機能は「神経の働き」でコントロールされている
ここで重要なのが、これらの臓器の働きはすべて 脳と神経によって調整されているということです。
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甲状腺:C7(C6〜T3)
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副腎:T11(T9〜T12)
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消化器系:T4〜L2
もし、この神経の流れに問題(サブラクセーション)が生じると、臓器の働きが低下し、排毒がうまくいかなくなります。
その結果、体に化学物質が溜まりやすくなり、朝・週末の頭痛が慢性的に起こる体質がつくられてしまうのです。
「寝たのに疲れが取れない」「週末だけ頭が痛い」という人は、単なる生活リズムの問題ではなく、体が解毒できない状態に追い込まれているサインかもしれません。
● 頭痛は「外からの刺激」よりも「内側の状態」が大きく影響する
頭痛の原因としてよく挙げられるのは、ストレス・気圧の変化・アルコール・睡眠不足などの外的要因です。しかし、外的要因に反応する人と、まったく影響を受けない人がいるのはなぜでしょうか?
その答えは、「反応するかどうかを決めているのは内側の状態」にあります。
同じ環境にいても頭痛が出る人と出ない人がいるのは、体の内側の処理能力=神経と臓器の働きに差があるからです。
● カイロプラクティックの視点:根本は「神経の流れ」
化学物質の蓄積というと、体の問題のように思えますが、実際には
排毒を指令する神経の働きが乱れていることが根本原因となります。
カイロプラクティックでは、脊柱を通る神経の働きを整えることで、
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甲状腺
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副腎
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肝臓・腸などの消化器系
といった排毒に重要な臓器が正常に働けるようサポートします。
臓器が適切に働けば、不要な毒素は自然と排出され、朝の頭痛や週末の頭痛も徐々に軽減していきます。
● まとめ:時間帯で変化する頭痛は「体の限界サイン」
朝の頭痛や週末の頭痛は、「毒素が溜まりすぎている」という体からの警告です。
痛み止めでごまかすことはできますが、根本的な解決には至りません。
しっかりと原因に目を向け、神経の働きを整え、排毒の仕組みを正常化することこそが根本改善の鍵となります。
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