「整体とカイロプラクティック、どう違うの?」
その違いは、“教育の質と科学的根拠”にあります。
日本における整体・カイロプラクティックの現状
「体の不調を何とかしたい」と思ったとき、整体・マッサージ・接骨院・カイロプラクティックなど、選択肢が多すぎて迷った経験はありませんか?
中でも「カイロプラクティックって何?整体とどう違うの?」という声はよく聞かれます。
さらに、「バキバキされる」「なんだか怖い」というイメージだけが先行して、誤解されている方も少なくありません。
実は、日本ではカイロプラクティックはまだ法制化されておらず、国家資格でもありません。そのため、極端に言えば、数日間の講習を受けただけでも「私はカイロプラクターです」と名乗れてしまうのが現状です。
これは、整体にも同じことが言えます。どちらも“民間療法”という枠組みにあり、資格や教育の基準が法律で明確に定められていないのです。
世界が求める、カイロプラクティックの教育水準
一方、世界保健機関(WHO)は、カイロプラクティックを行うには最低でも4,200時間以上の専門教育が必要と定めています。これは大学レベルの教育を意味し、解剖学や神経学、生理学など、医療に必要な知識を体系的に学ぶカリキュラムが組まれています。
アメリカやカナダ、オーストラリアなどでは、国家資格として認められており、非常に高い専門性と安全性が求められる分野です。
一番の違いは「教育の深さ」と「科学的な根拠」
整体は、手技療法という点ではカイロプラクティックと似ていますが、その手法や理論は流派によってさまざまであり、統一された教育基準が存在しません。
また、科学的な研究データや検査手法が少ないという点も特徴のひとつです。
それに対してカイロプラクティックは、神経の働きに注目し、科学的根拠に基づいたケアを行います。
世界では、カイロプラクティックに関する研究論文は、代替医療分野の中でも特に多く、信頼性の高い療法として発展しています。
教育が変われば、提供できるケアの質も変わる
私は、1975年に塩川満章D.C.が開校した日本で最も歴史がある『シオカワスクール』で、現在もインストラクターとして指導にあたっています。
日本ではカイロプラクティックの法制度が整っていないため、質の高い教育を継続的に提供することこそが、現場の責任だと考えています。
「安全で効果的な施術は、教育によって支えられる」――この思いを胸に、日々取り組んでいます。
当院が大切にしていること
細井カイロプラクティックでは、国際基準に準拠し、
✅体表温度検査
✅レントゲン評価
✅科学的な検査と分析
といった客観的な評価を行い、患者様一人ひとりに合った安心・安全なアジャストメント(矯正)を提供しています。
まとめ
整体とカイロプラクティックは、「どちらが良い・悪い」という話ではありません。
大切なのは、あなたの体に合った施術を、信頼できる知識と技術を持つ施術者から受けることです。
✅整体:誰でもすぐ始められる民間療法。流派によって内容はさまざま。
✅カイロプラクティック:世界では大学レベルの教育を修了した者だけが名乗れる医療的専門職。
日本ではまだカイロプラクティックが法制化されていないため、施術者の知識や経験に大きな差があるのも事実です。
あなたの健康を預ける場所だからこそ、「しっかり学び続けているか」「科学的に体を見ているか」を基準に選んでみてください。
そして、体の中から本当の健康を取り戻したい方は、ぜひ私たちにご相談ください。

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