背骨が曲がる「側弯症(そくわんしょう)」、正しく知って前向きに向き合おう
「背骨が左右に曲がっていますね」——病院でそう診断されると、多くの方が「これからどうなるの?」「手術が必要なの?」と不安を感じてしまいます。
しかし、側弯症の多くは痛みなどの症状がなく、日常生活を送れるケースがほとんどです。この記事では、側弯症の一般的な知識から、カイロプラクティックならではの「体に優しい考え方」までをわかりやすく解説します。
1. そもそも側弯症とは?
背骨を正面から見たときに、左右に曲がっている状態を指します。
その度合いは「コブ角」という角度で測られ、10度以上になると側弯症と診断されます。
-
1~2%の人が該当: 意外と身近なもので、その多くは痛みなどの自覚症状がありません。
-
重症化すると: 50度を超えると、腰痛や呼吸への影響を考えて手術が検討されることもあります。
-
原因は不明: 現代の医学でもはっきりとした原因や予防法は見つかっておらず、「様子を見ましょう」と言われて不安を抱えている方が多いのが現状です。
2. 一般的な病院での治療ステップ
病院では、主に「年齢」と「角度」を見て、以下の3つのステップで進められます。特に成長期のお子さんは背骨が伸びる時期に曲がりも進みやすいため、慎重なチェックが必要です。
| 治療法 | 対象の目安(コブ角) | 内容 |
| 経過観察 | 25度未満 | 定期的にレントゲンを撮り、進行していないか確認します。 |
| 装具治療 | 25度〜50度未満 | 進行を食い止めるために、専用のコルセットを装着します。 |
| 手術 | 50度以上 | 金属の器具で背骨を固定し、バランスを整えます。 |
3. カイロプラクティックの視点:「形」よりも「働き」
カイロプラクティックのアプローチは、病院とは少し視点が異なります。一番の目的は、「背骨を無理やりまっすぐにすること」ではありません。
なぜなら、背骨には「神経を守るプロテクター」という大切な役割があるからです。
-
神経が主役: 背骨の中を通る神経がスムーズに働いていれば、体は元気に動けます。
-
個性としてのカーブ: たとえ背骨に曲がりがあっても、神経が正常に働き、痛みなく元気に過ごせているなら、それはその人にとっての「健康な形」と言えるのです。
見た目の数字(角度)に一喜一憂するのではなく、「体全体が本来の機能を保てているか」を重視し、神経の働きを整えるケアを行います。
4. 実は「生まれる前」からのケアも大切
カイロプラクティックでは、側弯のきっかけの一つとして、お腹の中にいる時の環境にも注目しています。
-
お母さんの骨盤ケア: お母さんの骨盤や仙骨(せんこつ)が歪んでいると、子宮にねじれが生じ、赤ちゃんの成長姿勢に影響を与える可能性があります。
-
出産のストレス: 吸引分娩などの出産時の負担が、赤ちゃんの背骨や神経に影響を与えることもあります。
そのため、妊娠中からケアを行う「マタニティ・カイロプラクティック」は、赤ちゃんの健やかな背骨を守る準備としても非常に大切です。
まとめ:自分らしい健康を目指して
「背骨がまっすぐ=100点満点の健康」とは限りません。
大切なのは、背骨のカーブと上手につき合いながら、神経がしっかり働き、体がスムーズに動く状態をキープすることです。
側弯症と診断されて「どうしていいかわからない」と悩んでいるなら、一度カイロプラクティックの視点から、ご自身の「神経の元気度」をチェックしてみませんか?
さらに詳しく知りたい方へ
現在の背骨の状態や、具体的な神経検査の方法について、まずは専門のカイロプラクターに相談してみることから始めてみてはいかがでしょうか?
細井カイロプラクティックは埼玉県さいたま市大宮区、浦和区の方からたくさんの喜びの声をいただいております。
整体などで良くならなかった方も数多くご来院いただいております。

顎関節症にカイロプラクティックの選択肢