「沈黙の臓器」肝臓をいたわっていますか?
私たちの体には、毎日休むことなく働き続ける臓器があります。それが「肝臓」です。肝臓は解毒や代謝、栄養の貯蔵など生命維持に欠かせない役割を担っていますが、不調があっても痛みを感じにくいため「沈黙の臓器」と呼ばれています。
肝臓の驚くべき働き
肝臓は体の中で最も大きく重い臓器のひとつで、日々膨大なエネルギーを生み出しています。1日におよそ600kcalもの熱を生み出し、基礎代謝の一部を担っています。そのため肝機能が低下すると、解毒力だけでなく代謝も落ち、疲労や肥満の原因になることがあります。
さらに肝臓は非常に高い再生能力を持つ臓器です。健康な状態なら70%を切除しても数週間で元に戻るといわれるほど。これほどの回復力を備えていること自体、驚きに値します。
肝臓の働きと体への影響
肝臓には大きく分けて次のような役割があります。
✅栄養の処理とエネルギー供給
食べ物から得た栄養をエネルギーに変換し、全身に届けます。
✅有害物質の解毒
アルコールや添加物、薬などを分解して体外へ排出します。
✅胆汁の産生
脂肪の消化・吸収を助けます。
もし肝臓の働きが落ちれば、疲れが取れない・太りやすい・消化不良・黄疸など、さまざまな不調につながります。
目に現れる「肝臓のサイン」
肝臓の状態は目にも現れます。白目の充血や黄ばみ、目のかすみ、ドライアイ、クマやシワの増加──。これらは肝臓からのSOSサインかもしれません。
カイロプラクティックで神経からサポート
食事改善や生活習慣の見直しはもちろん大切ですが、それだけでは肝臓の力を十分に引き出せないことがあります。なぜなら、肝臓の働きをコントロールしているのは「神経」だからです。
背骨や骨盤の歪みが神経の流れを妨げると、脳からの指令が肝臓に届きにくくなり、本来の解毒・代謝力が十分に働かなくなります。
カイロプラクティックでは、背骨の歪み(サブラクセーション)を整え、神経の流れをスムーズにすることで、肝臓が本来もつ力を最大限に発揮できるようサポートします。
まとめ
✅疲れが抜けない
✅食べ過ぎていないのに太る
✅お酒に弱くなった
✅白目が濁ったり、目の疲れが取れない
こうした不調があるとき、単なる生活習慣のせいではなく「肝臓と神経のつながり」に原因があるかもしれません。
カイロプラクティックを取り入れることで、神経の流れを整え、肝臓の解毒・代謝機能を引き出す環境をつくることができます。
“沈黙の臓器”を守るために、体の内側から健康を取り戻してみませんか。