病院へ行っても腰痛が治らないのはなぜか?
カイロプラクティックの視点から考える
「病院で検査しても異常がない」「湿布と薬を出されて様子見」「治療したはずなのに、また痛みが戻ってくる」
腰痛で来院される患者さんから、こうした声は決して少なくありません。
しかし、それは“病院の治療が間違っている”という話ではありません。
むしろ多くの場合、腰痛の本当の原因が“検査に写らない場所にある”からです。
■画像診断では見えない「神経の機能異常」
病院ではレントゲンやMRIなどによって、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、骨折、腫瘍など “構造の異常” をチェックします。
これは非常に重要な検査であり、命に関わる疾患を見逃さないためにも欠かせません。
しかし、ここに一つ大きな落とし穴があります。
検査で異常が見つからない腰痛が全体の約80~85%と言われている
つまり、多くの人は“組織が壊れていないのに痛い”状態です。
この時に考えられる本当の原因が 神経の機能異常=サブラクセーション です。
骨がズレて神経を潰す、という誤解を持つ人は多いですが、実際はもっと繊細です。
ごくわずかな関節の歪みや、筋緊張、姿勢バランスの乱れによって、
神経の伝達が妨げられ、脳と身体の連携が乱れます。
脳に正確な情報が届かない
↓
身体が誤作動を起こす
↓
筋肉が過緊張し、痛みが生まれる
この“機能の異常”はレントゲンやMRIには映りません。
そのため、病院では「異常なし」「とりあえず痛み止めで様子見」となってしまうのです。
■なぜ薬や電気治療で治らない人がいるのか?
多くの医療機関では、痛み止め、湿布、ブロック注射、牽引、電気治療など
“症状を軽減するための処置”が中心です。
もちろん一時的に痛みを軽くできる人もいます。
しかし、原因が神経の機能異常にある場合…
✅ 痛み止め → 神経が正常に働くわけではない
✅ 電気や牽引 → 歪みの原因を改善していない
✅ 注射 → 痛みを感じにくくしているだけ
“火事の火を消していないのに、煙だけ吸い取っている”ようなものです。
そのため、
薬が効いている間は楽 → 切れると再発
という終わらないループに陥ります。
■カイロプラクティックの役割は「本当の原因に触れること」
カイロプラクティックの考え方は非常にシンプル。
✔︎ 身体は本来、治る力を持っている
✔︎ それを邪魔しているのがサブラクセーション
✔︎ アジャストメントで神経の流れを正常化する
サブラクセーションはミリ単位のズレや関節の固着、姿勢バランスの崩れなど、
ごく小さな変化でも神経の働きに影響を与えます。
アジャストメントによって脳と身体の情報交換が回復すると、
筋緊張が抜け、血流が戻り、炎症が落ち着き、自然治癒が進む。
結果として、痛みが“改善しやすい土台”が作られるのです。
■「治療を受けているのに治らない」人ほど知ってほしいこと
腰痛が長引く人ほど、
・仕事の癖
・姿勢の習慣
・身体の使い方
が根本原因になっているケースが多いです。
痛みは“結果”であり、原因ではありません。
どんなに薬で抑えても、
どんなにマッサージしても、
根本が変わらなければ痛みは何度でも戻ります。
だからこそ、
「なぜ痛みが起きているのか」
「どの神経の機能が落ちているのか」
まで踏み込んで改善していく必要があります。
細井カイロプラクティックは埼玉県さいたま市大宮区、浦和区の方からたくさんの喜びの声をいただいております。
整体などで良くならなかった方も数多くご来院いただいております。

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