日本人は世界一の「短眠」民族?
2020年の調査によると、世界の平均睡眠時間は7時間22分。
一方、日本人の平均はわずか6時間22分で、世界で最も短いと言われています。
しかし、睡眠には記憶の整理、ストレス解消、体の修復、免疫力アップなど欠かせない役割があります。質の高い睡眠をとることは、翌日のパフォーマンスを大きく左右するのです。
睡眠不足がもたらす影響
脳は一日中フル稼働し、言語理解や創造的な思考を担っています。
休まる時間が足りないと、情報処理が乱れ、注意力が落ちたりミスが増えたりします。
特に「海馬」と呼ばれる記憶に関わる部分は睡眠不足に敏感。睡眠中に記憶が整理されることで、短期記憶は長期記憶へと変換され、同時にストレスも和らぎます。
カイロプラクティックは、神経の流れを整え自律神経のバランスを回復させることで、脳がストレスで疲弊するのを防ぎ、より深い眠りにつながるようサポートします。
ホルモンと睡眠のリズム
眠りをつかさどるホルモンが「メラトニン」。その材料となるのは日中に分泌される「セロトニン」です。朝の光を浴びることでこのサイクルは整い、夜になると自然に眠気が訪れます。
ところがストレスや自律神経の乱れによってホルモンバランスが崩れると、この自然な流れが乱れてしまいます。カイロプラクティックは神経の働きを調整することで、ホルモンのリズムを取り戻しやすい環境をつくります。
カイロプラクティックができること
私たちは人生の3分の1を眠りに費やします。つまり睡眠の質はそのまま健康寿命につながるのです。
背骨を整えて神経の流れを改善すれば、脳と体のコミュニケーションがスムーズになり、自律神経の安定やリラックス効果が得られます。その結果、睡眠の質も自然と高まります。