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カテゴリ: 腰痛・坐骨神経痛などの症状でお悩みの方
ご主人と息子さんとの3人暮らし。もともと体力には自信があり、ボウリングやカラオケが大好き。毎朝の散歩も楽しみのひとつで、アクティブな日々を送っていらっしゃいました。
そんなある日、突然腰に鋭い痛みが走り、歩いていると足にしびれが出るように。「きっと一時的なものだろう」と最初は軽く考え、痛みに耐えながら日常を続けていました。しかし、2ヶ月経っても状態は一向に良くならず、次第に歩くことさえままならなくなっていきました。わずか数分歩いただけで足が前に出なくなり、近くのスーパーへ行くのも途中で座り込んでしまうほどに。
不安と焦りを感じながら病院で検査を受けたところ、「脊柱管狭窄症」と診断されました。医師からは「高齢なので慎重に治療を進めましょう」と言われ、まずはリハビリと痛み止めで様子を見ることに。しかし、内心では「本当にこのまま良くなるのだろうか」という不安が大きくなっていったといいます。
何よりも辛かったのは、「楽しみにしていたボウリングやカラオケに行けなくなってしまったこと」。今まで当たり前にできていたことが、突然できなくなってしまったことで、落ち込む日が増え、気持ちも沈みがちになっていったそうです。
リハビリや薬では思うような改善が見られず、医師からは「年齢的に手術は難しいかもしれません」と伝えられたときには、どうすればいいのか分からなくなり、先の見えない不安に押しつぶされそうになっていました。
そんな時、ご主人が「何とかしてあげたい」という思いで、脊柱管狭窄症の治療法について調べていた中で、当院のことを知ってくださいました。「ここなら、何か違うアプローチがあるかもしれない」。そう感じてくださり、ご主人の後押しもあって、不安と期待の入り混じる中、思い切って来院されました。
01
仙骨(お尻の中央あたり)全体にむくみがあり、腰には強いハリとこわばりが見られました。
02
少し歩くだけでもしんどく、無理をすると症状が悪化するような状況。
レントゲン検査の結果、腰と首の椎間板(骨と骨の間にあるクッション)の状態が慢性的に悪くなっており、特に腰は全体的に負担が強く、首にも部位に明らかなダメージが見られました。本来であれば週に3回のケアが望ましい状態でしたが、ご主人の介護もあるため、まずは週2回のペースで施術をスタートすることになりました。
【5週目(5回目の施術)】
お尻の骨まわり(仙骨)にあったむくみが徐々に引いてきました。冷え気味だった体温も、35度台から36度台に上がり、体のめぐりが良くなってきたサインが見られました。
【6週目(6回目の施術)】
まだ痛みはあるものの、「町内会のムカデ競争に参加できた」と笑顔で話してくださいました。骨盤の関節や腰の動きも、初回に比べてしっかりと改善が見られました。
【16週目(19回目の施術)】
仙骨まわりのむくみはかなり改善され、階段を上り下りする際の「腰から膝にかけての痛み」も大きく軽減していました。
【51週目(49回目の施術)】
なんと、12,000歩以上歩いても足を引きずるようなことがなく、しっかりとした足取りで歩けたとのこと。骨盤や腰、背中、首の関節の動きもスムーズになり、可動域の制限は見られなくなりました。
症状自体は大きく改善しましたが、ご本人は「この先も自分の足で歩き続けたい」という思いから、現在も定期的にカイロプラクティックケアを続けられています。
腰部脊柱管狭窄症の本当の原因と、カイロプラクティックの考え方とは?
腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)は、年齢を重ねることで背骨が変形したり、生活習慣によって背中に負担がかかることで起こるといわれています。とくに、組織の老化(退行性変性)が進むことで、神経の通り道が狭くなり、足のしびれや歩きにくさ(間欠性跛行)といった症状が現れます。
一般的な治療では、鎮痛剤や筋肉をやわらげる薬、血流を良くする薬などが処方されることが多いですが、あくまで今ある痛みを軽くする対症療法が中心です。つまり、根本からの改善にはつながりにくいのが現実です。
では、本当に必要なこととは何でしょうか?
腰部脊柱管狭窄症の本質を考える上で大切なのは、体の外側だけでなく、内側にも目を向けることです。
加齢を止めることも、生活の中で完全に背骨への負担をゼロにすることもできません。しかし、体の内側のバランスを整えることは、誰にでも取り組める重要な対策になります。
この症状は、体からの異常を知らせるサインでもあります。カイロプラクティックでは、こうした症状を神経の働きに異常があるサインととらえ、背骨を通じて神経の働きを回復させることを目的にアプローチします。
腰部脊柱管狭窄症は、椎間板の変性が長年にわたって進行し、いわばD4~D6のステージに入った慢性的な状態です。椎間板の水分が失われて背骨同士のすき間が狭くなり、骨の変形が起こりやすくなります。
このような状態でも、体はあきらめてはいません。背骨が変形したり、椎骨が近づいたりするのは、神経を守ろうとする体の防御反応でもあるのです。
一般的には骨が神経を圧迫しているといわれますが、実際には神経を安定させようとする動きでもあります。
カイロプラクティックでは、こうした構造の異常だけにとらわれず、神経の働きを最も重視して考えます。
脳が体の状態を正しく把握できるようになれば、自然治癒力が働き、回復につながります。
腰部脊柱管狭窄症は、歳のせいだから仕方ないとあきらめる必要はありません。
体の内側の声に耳を傾け、神経と背骨のバランスを整えていくことで、根本的な改善の道が見えてきます。
執筆者
細井 康隆
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