逆子

逆子はママの体を心配している、赤ちゃんからのサインです!

逆子はママの体を心配している、赤ちゃんからのサインです!

日本ではカイロプラクティックの認知度が低いため、妊娠期間中にカイロプラクティックケアを受けるという考えを持つ人は非常に少ないのが現状です。

妊娠から出産まで、お腹の中の赤ちゃんが健康に成長するためには、お母さんの体調管理が最も重要です。

多くの人がカイロプラクティックを腰痛や肩こりの専門家と見なしていますが、実際にはお母さんの健康と赤ちゃんの発育に欠かせない「神経」と「脳」の専門家でもあります。このコラムでは、逆子に関する正しい知識と、一般的な治療法およびカイロプラクティックでのアプローチの違いについてお伝えします。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 初めてのことに対して、どうしようもない不安感を抱いている。
  • 逆子と言われ、安全に出産できるのか不安を感じている。
  • お腹の赤ちゃんが健康に育っているかどうか心配だ。
  • 自分の体調が悪いと感じ、自分を責めてしまう。
  • 不安な気持ちが強く、出産に対して前向きになれない。

一般的な【逆子】に対しての治療法

common medical care

一般的な腰痛に対しての治療法

逆子は医学的には「骨盤位」と呼ばれます。一般的に逆子の原因としては、子宮の異常、前置胎盤、骨盤の狭さ、双子妊娠、羊水の過少または過多、そして子宮内での胎児の発育遅延などが挙げられていますが、実際のところ明確な原因はわかっていません。

逆子というと深刻に聞こえますが、妊娠中期には約40%の赤ちゃんが逆子の状態であるとされています。妊娠27~28週になると、赤ちゃんの体重が1kgを超える頃には、逆子だった赤ちゃんも頭位(頭が下の状態)に移行することが多いです。

妊娠30週になると85%、34週では90%以上が頭位になり、36週までには95%の赤ちゃんが頭位をとると言われています。つまり、妊娠中期に逆子と診断されても、妊娠後期にはほとんどの赤ちゃんが正しい位置に戻ることが多いのです。

一般的な逆子の治療法としては、外回転術を受けるか、簡単な逆子体操を行うことが主な方法です。外回転術は、妊娠中にお腹の外から赤ちゃんを回転させる手技療法です。
ただし、リスクとしてはまれに胎盤剥離を引き起こし、胎児の心拍異常や出血が見られることがあり、その際は緊急で帝王切開が必要になることもあります。出産直前まで逆子の赤ちゃんは全体の3~5%程度と言われています。

逆子のままだと早期破水や早産のリスクが高まるほか、逆子での出産は赤ちゃんの頭が骨盤に引っかかるなどのリスクがあるため、ほとんどの場合、帝王切開手術が選択されます。このため、不安を抱えたまま出産を迎えるお母さんも少なくありません。

カイロプラクティックでは、身体の内部に問題の根本原因が存在すると考えています。さまざまな検査を通じて、その根本原因を特定し、逆子に対して効果的なアプローチを行います。

カイロプラクティックでのアプローチ

chiropractic approach

カイロプラクティックでのアプローチ

逆子に関するさまざまな無責任な情報が流れている中で、まず覚えておいてほしいのは、逆子だからといって赤ちゃんの脳の発達や形態的な異常が生じることは医学的に考えられていないということですので、安心してください。

子宮は筋肉で構成された臓器で、洋ナシを逆さまにした形をしています。子宮内腔は三角形で、下の方が尖っているため、赤ちゃんの頭が下向きになり、両手足を曲げた姿勢とぴったり合うように設計されています。

妊娠初期から中期にかけて、赤ちゃんは子宮内で活発に動き回るスペースが確保されており、そのためさまざまな向きに変わりながら成長していきます。

妊娠後期に赤ちゃんの体が大きくなると、最も重い頭が自然に下に向いてきます。これは出産をスムーズにするためだけでなく、赤ちゃんの成長に必要な栄養がへその緒を通じて血液によって運ばれる際、多くの酸素が供給されます。この酸素の7~8割が脳で消費されるため、脳に効率よく酸素が運ばれるように頭位(赤ちゃんの頭が下を向いた状態)になるのです。

カイロプラクティックでは、逆子の原因として2つのアプローチを考えます。

まず第一に重要なのは、お母さんの全身に広がる“神経の流れ”です。脳は神経を通じて体の情報を受け取っていますが、神経機能に異常が生じると、お母さんの脳はお腹の中の赤ちゃんの状態を100%把握できなくなります。その結果、赤ちゃんが成長に不利な逆子の姿勢を取っていても、その改善が難しくなるのです。

第二の原因は、お母さんの骨盤に関連しています。お母さんの骨盤は出産に向けて徐々に広がり、妊娠中にはリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤周辺の靭帯が緩んでいきます。このとき、骨盤に大きな負荷がかかります。子宮は靭帯によって骨盤と繋がっており、ハンモックのように宙に吊るされた状態となります。

骨盤のバランスが崩れると、子宮が捻じれ、子宮内のスペースが狭くなるため、赤ちゃんが自由に動くことが難しくなります。こうして窮屈になった赤ちゃんは、その狭いスペースから逃れようとして逆子の状態になってしまいます。

したがって、逆子は赤ちゃんからお母さんへのSOSのサインと考えられます。お母さんの体に何らかの異常が生じていることを知らせているのです。

出産や赤ちゃんの発育には、お母さんの健康が欠かせません。健康を維持するためには、脳から全身に広がる神経の流れが重要です。カイロプラクティックは、神経の流れを正常に保つことを目的としています。

神経の流れが正常に機能していれば、お母さんの脳はお腹の中の赤ちゃんの状態を正しく判断し、出産に必要なホルモンを最適な量に調整することができます。また、骨盤を安定させることによって、赤ちゃんの成長に必要な子宮のスペースを十分に確保することにもつながります。

お母さんと赤ちゃんが安心して妊娠期間を過ごすためにも、カイロプラクティックケアで神経の流れを整えることをお勧めします!

〒330-0854

埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-236-1

桜木MSK404号

TEL:048-643-0250

 
9:30~12:00
14:00~18:00

受付時間 9:30~18:00

定休日  水曜日・日曜日・祝日・年末年始

最寄り駅からのアクセス

  • 大宮駅

    - JR・東武鉄道・埼玉新都市交通 大宮駅西口より徒歩5分

  • バス

    - ソニックシティ前バス停から徒歩3分

CONTACT

お問合せ

phone-icon

048-643-0250

RESERVE

LINEで相談・予約

ご予約のお問い合わせやお知らせの配信などを行います。
診療時間内に確認いたしますので、混雑状況によっては返信が遅れる場合もございます。
初めて来院される方やお急ぎの方はお電話でお願いします。

qr code