肝臓は、黙って働き続ける“体内の名医”
厚生労働省の統計によると、肝疾患は「国民病」ともいわれるほど、日本において深刻な健康問題となっています。
特に、B型肝炎やC型肝炎といったウイルス性肝炎が多く、これらが肝硬変や肝がんの主な原因とされています。
現在、B型肝炎の患者数は約19万人、C型肝炎の患者数は約30万人にのぼると推定されています。
一方で近年は、生活習慣の乱れに起因する肝臓疾患も増加傾向にあります。
肝臓は、体内で最も多機能かつ重要な臓器の一つであり、栄養素・薬物・毒素などを分解・解毒・排泄し、代謝を担う中心的な役割を果たしています。
しかしこの肝臓も、過度な飲酒、肥満、糖尿病、薬の乱用といった要因によって機能低下を起こすことがあり、放置すれば深刻な疾患へと進行するリスクがあります。
この記事では、肝臓にまつわる正しい知識をお伝えし、さらにカイロプラクティックの視点から肝機能をサポートするアプローチについてもご紹介します。
肝臓の健康を守るために、どのような生活習慣が大切か、そして自然なケア方法とは何かを一緒に学んでいきましょう。