耳鳴りは“音”じゃない。脳が作り出した誤作動の信号だった!
日本では、近年耳鳴りに悩む人が急増しています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、現在耳鳴りの症状を訴える人は約1,400万人にものぼるとされています。
つまり日本の人口のおよそ10〜15%が、何らかの耳鳴りを感じているということになります。さらに、難聴の患者の約9割は耳鳴りを併発しているとも言われています。
耳鳴りの種類はさまざまで、「キーン」という金属音のような高音から、「ボーッ」という低音、さらには虫の鳴き声のような音まで多岐にわたります。突発的に現れることもあれば、慢性的に続くケースもあります。
しかし、耳鳴りがなぜ起こるのか、その正確なメカニズムは医学的にまだ明らかになっていません。そこで今回は、耳鳴りという症状に対して、カイロプラクティックがどのようにアプローチできるのか、その関係性について詳しく解説していきます。