手・手首の問題

手は“外にある脳”とも呼ばれるほど、重要な関節です

手は“外にある脳”とも呼ばれるほど、重要な関節です

このように、手や手首の不調は、日常生活のさまざまな場面で支障をきたすことがあります。病院で診察を受けても「使いすぎ」や「加齢のせい」といった説明だけで、具体的な対策が得られず、半ばあきらめてしまっている方も少なくありません。

近年では、「手首の痛み」を訴える人の数が増え続けています。以前はピアニストや料理人など、手を酷使する専門職に多く見られていましたが、今ではサラリーマンや主婦など、幅広い層に拡大しています。その背景には、スマートフォンやパソコンの使用が日常化し、知らず知らずのうちに手首に大きな負担をかけている現代の生活習慣があります。

スマートフォンやパソコンの使い過ぎがよくないと分かっていても、それらを手放すことは難しく、多くの人が毎日繰り返し同じ動作をしています。その積み重ねが、結果として手や手首への慢性的な負担となって表れているのです。

本コラムでは、手や手首の不調についての正しい知識と、カイロプラクティックによる具体的な対処法について詳しくお伝えしていきます。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • こんな経験したことありませんか?
  • 手や手首の痛みで、毎日の家事が思うように進まずもどかしい
  • スマホを使うたびにズキッと痛みが走り、思うように操作できない
  • 朝、布団から起き上がるときに手をつくと強い痛みが走る
  • ばね指のせいで、思いどおりに指を動かせずイライラする
  • 手の痛みがひどくて、字を書くことすらつらく感じる

一般的な【手・手首の問題】に対しての治療法

common medical care

一般的な腰痛に対しての治療法

手や手首の不調でよく耳にするのが「腱鞘炎(けんしょうえん)」です。腱鞘炎とは、腱鞘という“腱をまとめるトンネル状の構造”に炎症が起こる状態を指します。腱は、家電の配線コードのように複数の線が束ねられた構造で、それが繰り返し擦れ合うことで炎症を引き起こし、痛みが出てきます。特に最近は、スマートフォンやパソコンの操作による親指の酷使が、手や手首への負担として大きな原因になっています。

実際、親指を動かすときには、手首を通る腱が使われています。スマートフォンでの文字入力や、パソコン操作の中で親指を使い続けることで、その腱が何度も摩擦を起こし、炎症が進行してしまうのです。

一般的には、まずアイシングや冷湿布などで炎症を抑える処置が行われます。その後、損傷を受けた靭帯を保護・安定させるために、テーピングやサポーターによる固定が施されます。

こうした対処により、痛みが一時的に緩和されることはありますが、これらはあくまで対症療法に過ぎず、根本的な解決には至りません。
手や手首の痛みの原因としては「使いすぎ」や「加齢」などの外的要因が挙げられることが多いですが、ここで一つ疑問が残ります。
もしそれらの外的要因が主な原因であるならば、同じような生活を送っている人のすべてが手や手首の痛みを訴えるはずですが、実際にはそうではありません。

ここで大切なのは、外的な要因だけに目を向けるのではなく、「身体の内側」にも意識を向けることです。手や手首の痛みは、実は体が危険な状態にあることを教えてくれているサインとも言えるのです。

スマートフォンやパソコンを長時間使い続けていれば、指や手首には確実に疲労が蓄積されていきます。そして、痛みという形で体が「これ以上無理をしないで」と警告を発してくれているのです。

カイロプラクティックでは、こうした痛みの背後にある“体の内側の根本原因”に注目しています。神経や関節、筋肉のバランスを整えることで、手や手首にかかる負担を軽減し、根本からの改善を目指してアプローチしています。

カイロプラクティックでのアプローチ

chiropractic approach

カイロプラクティックでのアプローチ

人間の手や手首には、非常に精巧で優れた関節が備わっています。上下左右、さらには円を描くような動きまで、他の関節と比較しても非常に柔軟に動かすことが可能です。人の身体には全部で206個の骨がありますが、手だけで片手に27個、両手で合計54個の骨が存在します。つまり、体全体の約4分の1の骨が手に集中しているのです。

人類が二足歩行を始めたことで、手を自由に使うことができるようになりました。その結果、脳の機能は他の動物とは比較にならないほど発達しました。言い換えれば、「人間は手によって進化した」と言っても過言ではありません。

人間の手には、運動機能と感覚機能という2つの大きな働きがあります。物をつかむ、押す、引く、投げるといった運動機能と、触覚・痛覚・温度感覚といった感覚機能が、それぞれ高い精度で備わっているのです。

つまり、手を動かすという行為は、感覚を通して脳に情報を送り、脳がそれを処理して指令を出すというサイクルで成り立っています。私たちは無意識のうちに、手の動きを通して脳を活性化させているのです。握手をする、文字を書く、絵を描く、道具を扱う――こうした複雑な動きは、手の高度な運動機能と感覚機能によって可能になっています。

手は「外部の脳」とも言われるほど、脳と密接に関係しています。そのため、手や手首の機能を保つことは、脳の活性にもつながるのです。逆に、手や手首にトラブルが起きるということは、脳の働きにも影響を及ぼす可能性があるのです。

実際、手や手首に痛みがあるからといって、その部位そのものに原因があるとは限りません。「冷やしても治らない」「マッサージしても変わらない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
それは、痛みの原因が神経の働きにあるからです。手や手首は神経を介して脳とつながっており、脳は体の状態を常に把握
しています。そして、過度な負担がかかっている部位には

「痛み」というシグナルを送り、使用を控えるように促しているのです。

重要なのは、手の使い方や冷却といった表面的な対処法だけでなく、根本的な原因に目を向けることです。カイロプラクティックでは、手や手首に関係する神経が首や背骨から出ている点に注目し、そこにアプローチしていきます。神経の伝達が正しく行われていれば、自然と回復するように私たちの体は設計されているのです。

それがうまく機能していないということは、神経の流れが妨げられ、脳が手や手首の状態を正しく把握できていない状態なのです。
本来、人間の体には自ら健康を取り戻す力が備わっており、問題が改善しないのはその力が発揮されていないだけなのです。

カイロプラクティック・ケアによって神経の流れを整え、手や手首の不調の根本原因にアプローチしましょう。
自然な治癒力を引き出し、快適な毎日を取り戻す第一歩を、今ここから始めてみませんか?

〒330-0854

埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-236-1

桜木MSK404号

TEL:048-643-0250

 
9:30~12:00
14:00~18:00

受付時間 9:30~18:00

定休日  水曜日・日曜日・祝日・年末年始

最寄り駅からのアクセス

  • 大宮駅

    - JR・東武鉄道・埼玉新都市交通 大宮駅西口より徒歩5分

  • バス

    - ソニックシティ前バス停から徒歩3分

CONTACT

お問合せ

phone-icon

048-643-0250

RESERVE

LINEで相談・予約

ご予約のお問い合わせやお知らせの配信などを行います。
診療時間内に確認いたしますので、混雑状況によっては返信が遅れる場合もございます。
初めて来院される方やお急ぎの方はお電話でお願いします。

qr code