実は、遺伝や環境だけが原因ではありません!
近年、世界中でADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断される子どもが急激に増加していることが報告されています。
1980年代には、ADHDと診断される割合は約20人に1人程度でしたが、現在では10人に1人と、わずか20~30年で2倍に増加しているというデータもあります。
日本国内でも同様の傾向が見られます。
2010年から2019年にかけての調査では、約83万人がADHDと診断されていることが明らかになりました。
内訳を見ると、0~6歳では女児2万人・男児9万人、7~19歳では女性9万人・男性28万人、さらに20歳以上でも女性16万人・男性17万人と、子どもだけでなく成人後に診断されるケースも増えていることが分かっています。
このようにADHDは子どもだけの問題ではなく、生涯にわたる特性として社会的にも注目されるようになってきています。
今回のコラムでは、ADHDに関する正しい知識と、カイロプラクティックがどのように関係しているのかについて、わかりやすくお伝えしていきます。