動悸の本当の原因は、脳と自律神経にあった!
動悸とは、心臓の鼓動を普段よりも強く、あるいは速く感じる状態のことをいいます。
主な原因とされる不整脈は高齢者に多いイメージがありますが、近年では若い世代でも増加傾向にあります。
また、かつては男性に多いとされていましたが、ある調査によると、20代〜60代の女性の約8割以上が日常的に動悸や息切れを感じているという結果もあり、そのうち6割以上が不安を感じているという報告も出ています。
動悸は、1分間に100回以上の脈を打つ「頻脈」の状態でよく起こります。
激しい運動の後や、緊張したとき、お酒を飲んだときなどに「ドキドキ」と胸の鼓動を強く感じた経験のある方も多いのではないでしょうか?
そのような動悸は一時的な生理反応であり、時間とともに自然と落ち着くため心配はいりません。
ですが、運動もしていない、緊張もしていないのに突然動悸がする…そんなときは注意が必要です。
最近では、病院で検査しても「異常なし」と言われたのに動悸が続く…という方も少なくありません。
検査結果に問題がないのに動悸が起きる――そんなケースでは、心臓ではなく“脳や神経の働き”に原因があることも考えられます。
このコラムでは、動悸についての正しい知識と、一般的な治療法とカイロプラクティックによるアプローチの違いについて詳しくお伝えしていきます。