下肢のしびれ

病院では「異常なし」と言われたのに…それでも続く下肢のしびれ、いったい何が原因?

病院では「異常なし」と言われたのに…それでも続く下肢のしびれ、いったい何が原因?

下肢のしびれは、長時間の正座などで同じ姿勢を取り続けたあとに現れることがあり、多くの人が一度は経験したことがある症状です。
このようなしびれは一過性のもので、時間の経過とともに自然に回復していくのが一般的です。

一方で、脳梗塞などの重篤な疾患でも下肢のしびれが現れることがあるため、早い段階で病院を受診し、精密検査を受けておくことは非常に重要です。

しかし、検査を受けても「異常は見つかりませんでした」「しばらく様子を見ましょう」と言われるケースも少なくありません。
そのような場合でも、しびれが数日、数週間、あるいは数か月以上にわたって続いているようであれば注意が必要です。

特に、明確な原因が思い当たらないにもかかわらず、しびれが慢性化している状況では、身体が何らかの異常を訴えている可能性が考えられます。
下肢のしびれといっても、現れる部位や感覚の強さ、状態はさまざまで、個人差が大きく見られます。

本コラムでは、下肢のしびれに関する基本的な知識と、一般的な医療機関で行われる治療法、そしてカイロプラクティックにおける根本的な対策法の違いについて詳しく解説していきます。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 痛みが強くて椅子に座っていられず、仕事に集中するどころではない
  • 夜になっても痛みが消えず、寝つけず熟睡できない日が続いている
  • 筋肉をほぐしても、その場しのぎで、すぐにしびれが戻ってしまう
  • 床に足をつけるたびにチクチクと痛みが走り、まともに歩けない
  • 痛み止めもブロック注射も効かず、何をしても改善しない

一般的な【下肢のしびれ】に対しての治療法

common medical care

一般的な腰痛に対しての治療法

一般的な治療法としては、鎮痛薬や筋弛緩薬、神経の回復を助けるビタミン剤、血流を促す薬、さらにはブロック注射などの薬物療法があります。
その他にも、ストレッチなどの運動療法や、入浴を活用した温熱療法などが用いられることもありますが、これらはいずれも根本的な原因にアプローチするものではなく、一時的な対処療法にすぎません

また、レントゲンやMRIなどの画像検査で腰椎椎間板ヘルニアが見つかると、最悪の場合「手術」をすすめられることもありますが、手術後しばらくして再び下肢のしびれが再発するケースも珍しくありません

そもそも、下肢のしびれが起こる原因は一つではなく、非常に多岐にわたります。
たとえば、日常生活において骨盤や背骨に過度な負担がかかり椎間板が損傷した場合、更年期によるホルモンバランスの乱れ、糖尿病による合併症、下肢の血流障害、坐骨神経痛のように神経が圧迫されている場合など、さまざまな原因が考えられます。

そして一般的には、これらの外的要因を見直し、負担を減らすことが対策とされています。
しかし、そのどれもが根本的な解決にはつながらず、結果的には“その場しのぎ”になってしまうことが多いのです。

考えてみてください。
もし「生活習慣の負担」や「更年期」といった外的要因が原因であるならば、なぜ同じような環境にいるすべての人がしびれを感じるわけではないのでしょうか?

ここで重要なのは、しびれの対策として“外”にばかり目を向けるのではなく、“体の内側”に意識を向けることです。
日常生活にはストレスがあり、更年期も多くの人にとって避けられない時期です。
そうした変化に毎回対処し続けるのは、誰にとっても大きな負担になります。

だからこそ、下肢のしびれに対しては、「外的な環境をどう変えるか」よりも、「内側の状態をどう整えるか」が鍵となります。

しびれという症状は、「今、体に無理がかかっていますよ」「何かがおかしいですよ」という、身体からの重要なSOSのサインです。

そのサインを、薬で一時的に消すのではなく、根本となっている原因を見つけ、整えていくことが本当の改善につながります。

カイロプラクティックでは、体の内側にある問題、特に神経や骨格のバランスの乱れを根本原因と捉え、検査や調整によって的確にアプローチしていきます。

一時しのぎではなく、しびれの根本原因に目を向け、自然な回復力を引き出していくこと
それこそが、本当の意味での改善を目指す第一歩です。

カイロプラクティックでのアプローチ

chiropractic approach

カイロプラクティックでのアプローチ

そもそも、足のしびれはどのようなメカニズムで起きているのでしょうか?

長時間の正座を思い出してみてください。足がしびれて立ち上がれなくなった経験、誰しも一度はあるのではないでしょうか。
これは、一定時間神経や血流が圧迫されたことで、神経の働きが一時的に乱れ、しびれが起こった状態です。

神経には、痛みや温度、触覚などの情報を脳へ伝える「感覚神経」があります。
正座を続けることで、この神経が圧迫され、徐々に感覚が鈍くなっていきます。そして、立ち上がった瞬間に血流が急激に回復することで、一気にしびれや痛みが現れます。

このとき、血流が再開される過程で「活性酸素」が発生し、それが痛み物質の生成に関わると考えられています。
正座の後のしびれは一時的なものであり、しばらくすれば自然とおさまっていきます。

しかし、下肢のしびれが同じようなしくみで起きていたとしても、時間が経ってもまったく改善されない場合には注意が必要です。

一般的に、下肢のしびれは椎間板の変性、骨格の歪み、骨盤の傾きなど、構造的な問題が重視されがちですが、カイロプラクティックでは「神経機能の乱れ」を重要な要因ととらえます。

背骨のゆがみによって神経機能が低下する「サブラクセーション」が起こると、脳と身体の情報伝達に異常が生じ、体の状態を正しく把握できなくなります。
その結果、修復すべき箇所に適切な指令が届かず、自然治癒力が働かない状態が続いてしまうのです。

神経の伝達が正常に行われていれば、仮に体に不調が起きても、身体は本来備わっている力によって、自然と回復できるようにプログラムされています。

環境が変化しても、それに適応できる仕組みが私たちの体にはもともと備わっているのです。

しびれがいつまでも改善しないのは、脳と体のサイクルに異常があり、神経の回復がうまく行われていないことが原因かもしれません。

カイロプラクティックケアでは、この神経の働きに着目し、下肢のしびれの根本原因を探り、正常な機能を取り戻すための調整を行います。

薬に頼るだけでは改善しなかったそのしびれ。
体の内側から整えるアプローチで、根本的な回復を目指し、快適な日常を取り戻しませんか?

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